2019年度 (令和元年度)第2回理事会議事録

日時:2019年 7 月24日(水) 12 : 00-16 :00
会場:朱鷺メッセ 中会議室 302

出席: 執行部) 小泉修一 ( 理事長 ) ,尾藤晴彦 (副理事長 ) ,竹居光太郎 ( 庶務担当 ) ,村 松里衣子 (会計担当 ) ,竹林浩秀 (出版・広報担当 )
理 事) 岡野栄之 ( 脳研究推進委員会委員長 ) ,木山博資 ( 連合大会・多分野交流委 員会委員長 ) ,工藤喬 ( 利益相反委員会委員長 ) ,佐藤真 ( 研究助成金等候 補者選考委員会委員長 ) ,東田千尋(ダイバーシティ推進委員会委員長 ), 仲嶋一範 ( シンポジウム企画委員会委員長 ) ,永田浩一,板東良雄,堀修, 以上50音順
委員長等) 味岡逸樹 ( 国際対応委員会委員長 ) ,照沼美穂 ( 若手育成委員会委員長 ) , 武井延之(第62回大会実行委員長 ), 那波宏之(第62回大会長 ), 馬場広子 (第63回大会長 ), 以上50音順
委任状: 田代朋子,遠山正彌(以上,監事),望月秀樹(理事 , 臨床連携委員会委員長)田中謙 二 ( 将来計画委員会委員長 ) ,和中明生(第64回大会長),以上50音順

議 題
【報告事項】

  1. 2019 年度第 1 回理事会議事録承認について
    小泉修一理事長より,先般持ち回り審査を行い,承認が得られている旨報告があった。併せて新た な補充理事 3 名(東田先生,永田先生,板東先生)の紹介があり,各補充理事より挨拶があった。
  2. 理事長報告
    小泉修一理事長より,当会運営について,以下の通り報告があった。

・今後もこれまで同様に,「伝統の継承と改革」を進めていきたい。また,より一層臨床系との強 固な連携や若手人材育成に力を入れて活動していきたい。
・「本学会財政の健全化」については継続して取り組み,テレビ会議の導入による費用節減や会費 徴収強化にも取り組みたい。
・「本学会内の透明化」ついては,引き続き理事長便りなどを通じて学会としての考えを発信して いく。今後は,委員会便りなども持ち回りで発信いただきたいと考えている。情報の受発信を強 化し,「本学会のブランディング化」も図りたい。
・今期より委員会へ委員長だけでなく,副委員長制度を設置した。委員会をより活性化していきた い。

  1. 庶務報告
    竹居光太郎庶務担当理事より,以下の通り報告があった。

◆会員状況について
会員数動向を確認したところ,今年度に入り退会者数より入会者数の方が少し増加した。若手会 員が微増している。

◆評議員・団体会員の退会について
退会希望評議員へは慰留をしたが,退会の意思が固く退会処理を行った。

団体会員の大阪医科大学図書館より退会希望があり,退会処理を行った。機関誌をオープンアク セスジャーナルとしたことにより冊子不要とのことで退会希望が増えることが懸念された。また, 資料にはないが理事会前日に退会の申し出のあった賛助会員日本たばこ産業株式会社について報 告され,退会が承認された。

  1. 会計報告
    村松里衣子会計担当理事より,以下の通り報告があった。

◆2019年度中間決算について
当会の会計年度が 1 月~12月のため, 1 月から 6 月末時点の会計状況を中間決算として報告した。 また,2018年度より特別会計(積立金)を別会計としたため,支出科目として計上している。

◆年会費未納者数について
年会費未納者数については資料より心当たりの年会費未納者がいた場合は連絡をお願いしたい。 特に,本年度中に未納が解消されない2016年からの長期未納者については,本年度末付で除名処 理となる為,当該者へ連絡可能な理事会メンバーは本人へ納入喚起を行うこととした。

  1. 出版・広報報告
    竹林浩秀出版・広報担当理事より,以下の通り報告があった。

◆神経化学トピックスの掲載について
学会ホームページ神経化学トピックスページへ, 2 件を新規掲載した。(池内与志穂先生,増田 隆博先生 )。 今後も随時自薦他薦を問わず掲載記事を募集していく。

◆バナー広告掲載について
Edanz Group Japan ㈱は昨年に引き続き2020年 5 月末まで継続することとなった。新たなバナー 広告先があれば,お知らせいただきたい。

◆機関誌「神経化学」のペーパーレス化について
2019年 7 月発行の第58巻 1 号よりオンラインジャーナルとし完全ペーパーレスとなった。

◆フェイスブックでも情報発信を強化していく。学会会期中も随時発信する。

  1. 委員会報告
    (1) 将来計画委員会
    田中謙二委員長に代わり,岡野栄之委員より,以下の通り報告があった。

これから委員会を予定しているため,詳細は委員会で詰めるが,基礎と臨床の橋渡し,分子か ら疾患へ,といったビジョンを改めて明文化していきたい。脳研究推進委員会と連携を強化し, 若手を活性化させる仕組みを作っていきたい。

(2) 出版・広報委員会
竹林浩秀委員長より,以下の通り報告があった。

活動報告は第 5 報告議題で報告したとおり。

・ホームページによる情報受発信強化として,歴代理事長・大会長リレーエッセイのコーナー なども作っていきたい。

(3) シンポジウム企画委員会
仲嶋一範委員長より,以下の通り報告があった。

これから委員会を予定しているため,現段階では報告事項はなし。

(4) 国際対応委員会
味岡逸樹委員長より,以下の通り報告があった。

・2019年 ISN モントリオール大会 トラベルアワードの結果報告 5 名のISN トラベルアワード応募希望者に対し,国際対応委員会委員で書類を添削し,2 名 採択された(うち1 名はISN トラベルアワード自体には不採択だったが,Advanced School に採択された )。 不採択者には本会からの補助を支給する予定だったが,募集時に不採択者への補助を明記し ていなかった事,アワードの合否がISN から通知された際に国際対応委員会に結果を報告す るように周知していなかった事などが重なり今回の不採択者 3 名は自主的に大会参加を断念 した。これについては委員会の不手際であり,アワード応募のマニュアルを委員会で作成し て次年度からの活動に遺漏が無いように努めたい。
・2020年APSN大会(シンガポール)について 7 月20-22 日に決定された。会場はマリーナベイサンズホテル併設の会議場で開催される。 Plenary lecturer としてシンガポール南洋理工大学のGeorge Augustine先生,日本から小 泉修一先生が選ばれ,もう一人は交渉中である。 8 月中旬に大会の専用Website が開設され る予定である。 総会で APSN2020 について紹介し,多くのJSN 会員の参加を促したい。
・2021年ISN/APSN大会(京都)について 和中明生大会長に代わり,小泉修一理事長より,第13報告議題にての報告とした。

(5) 研究助成金等候補者選考委員会
佐藤真委員長より,以下の通り報告があった。

・2019年 3 月から2019年 7 月における学会推薦公募案件について
公募案件は 8 件あった。そのうち,公益財団法人山田科学振興財団については 3 件の応募が あり,審議の上, 2 件推薦することとなった。日本学術振興会第10回有志賞については 1 件 の応募があり,審議の上, 1 件推薦することとなった。なお,学会より推薦した候補者につ いては,事前に理事へメールにて報告している。
・2019年 3 月から2019年 7 月までの推薦後の選考結果について
まだ選考結果は来ていない。

(6) 脳研究推進委員会
岡野栄之委員長より,以下の通り報告があった。

本日委員会を開催し委員会のミッションを議論した。日本脳科学関連学会連合 ( 脳科学連合 ) では,本学会の提言力・発言力をさらに強めていく必要がある。文部科学省・脳科学委員会に も,本学会から働きかけていく必要があると考えられる。予算請求と密接な関係のある文部科 学省ライフサインエンス課主導の脳科学委員会,ライフサイエンス委員会への積極的な参画は 重要と考える。

法人化や医科学会連合への加盟など,本学会の地位向上の検討も必要と考える。

(7) 優秀賞・奨励賞選考委員会
竹林浩秀委員長より,以下の通り報告があった。

・2019年度優秀賞・奨励賞選考結果について
優秀賞 1 名,奨励賞 3 名が決定した。明日(7/25)優秀賞の講演会が行われ,明後日(7/26)総 会にて優秀賞・奨励賞の表彰式が行われる。 次期優秀賞・奨励賞の選考委員は資料のとおり決定した。

当委員会は,今大会( Neuro2019 )より新メンバーにてスタートする。

(8) 連合大会・多分野交流委員会
木山博資委員長より,以下の通り報告があった。

・今回 6 年ぶりの神経科学会との合同大会, Neuro2019 の開催となった。本合同大会について はメリット / デメリットを今後も検討して進めていきたい。
・ Neuro2019 内で, 3 回目となる「多分野交流セミナー」を開催するので、多数の参加をお願 いしたい。
7 月25日(木) 15:40 ~ 第10会場
演者:菅 裕明(東京大学大学院理学研究科)
また、来年の大会での「他分野交流セミナー」の演者候補は、委員会で選定中である。

(9) 利益相反委員会
工藤喬委員長より,以下の通り報告があった。

現在本学会で運用している指針について改定事案は無いとしているが,日本医学会より利益相 反の管理ガイドラインが発刊され,多くの他学会では同ガイドラインに沿った改定がなされて いる為,本学会指針においても必要に応じて改定を検討する。

(10)ダイバーシティー推進委員会
東田千尋委員長より,以下の通り報告があった。

・今大会でも大会参加者,発表者,座長の性別などのデータを把握管理していく。大会中の託 児所の設置,利用状況のフォロー把握管理していくことも決定した。
・「日本神経化学会子育て支援篤志基金」へは応募 1 件,採択 1 件であった。
・今大会におけるダイバーシティランチョンセミナーについては、別紙プログラムのとおり実 施する。また、参加者へのアンケートを作成し,ダイバーシティー関連について会員からの 意見を聞くこととする。

(11)臨床連携委員会
望月秀樹委員長に代わり工藤喬委員より,以下の通り報告があった。

・2019年 5 月 日本神経学会学術大会(大阪)において,シンポジウム「学会プレジデントに 聞く-今からでも遅くない,そして臨床経験を積んだ今だからこそ,基礎研究をやってみよ う」を開催し,和田圭司前理事長並びに日本神経科学学会伊佐正会長にご講演いただき,沢 山の聴衆を得ることができた。
・2019年 6 月 第 115 回日本精神神経学会学術総会にて「あなたにもできる神経化学研究」と題し,岡野栄之理事をはじめとする神経化学の先生方でシンポジウムを開催した。特に若手 会員向けに本会のアピールを行った。但し,日本神経科学学会主催のシンポジウムと本会主 催のシンポジウムの時間が重なり聴衆が割れるアクシデントがあった。 来年以降も日本神経学会および日本精神神経学会の大会でシンポジウムを開催していきたい。
・日本神経病理学会と将来的な合同大会など含め連携強化を進めていきたい。
・岡野栄之理事より日本末梢神経学会とも今後連携強化をしていきたいとの意見もあった。

(12) 倫理委員会
竹居光太郎委員長より,以下の通り報告があった。

・前年度までに規程を改定,策定した。会員の行う研究に関して倫理的な問題が生じた場合に 委員会を開催し対応していく。なお,これまでのところ,審査依頼等の申請はなかった。
・利益相反員会では,同意しない場合はどうするかいう規定を入れたが,倫理委員会でも早急 に検討する。

(13)若手育成委員会
照沼美穂委員長より,以下の通り報告があった。

・これまで将来育成委員会が行ってきた活動のうち,若手育成の部分を担っていく。
Neuro2019 にて若手道場,若手育成セミナーを開催する。若手道場の座長・審査員の選任依 頼に今回苦慮したため,今後はエントリー時に受託可否を事前アンケートするなど運用を工 夫したい。
・若手育成セミナーの世話人についても前年度に参加いただき翌年につなげていけるように運 用を工夫したい。
・現在は,補助金,ご寄付より開催しているが,参加者数が増加しているため,今後も多くの 先生方にご協力をお願いしたい。また,先生方も会場へ足を運んで若者と意見交換をして頂 きたい。
・道場の運営については,昨年,若手へ集中的に質問させ萎縮させたことの反省を含め,前半 の質問受付は「若手のみ」ではなく「若手を優先」ということを今一度,座長の皆さんへ再 通知する。
・また昨年は,座長の先生が「質問の仕方」についても指導していて教育的観点から好評であ ったとのこと。

  1. 脳科学関連学会連合について
    岡野栄之脳研究推進委員長より,以下の通り報告があった。

第 6-(6) 報告議題のとおり,日本脳科学関連学会連合 ( 脳科学連合 ) では,本学会推薦の評議員な どを通じて、さらに発言力を強めていく必要がある。

  1. 生物科学学会連合について
    岡野栄之脳研究推進委員長より,以下の通り報告があった。

2020年夏に長崎で開催される国際生物学オリンピックへの協力について,本会における「生物学オ リンピックワーキンググループ」を発足させた。

竹居光太郎理事より関連して,高校の教科書への脳関連の記載が希薄な状況を改善すべく,策定委員にも積極的に参加していく旨,報告があった。

  1. 男女共同参画学協会連絡会について
    東田千尋ダイバーシティー推進委員長より,以下の通り報告があった。

男女共同参画学協会連絡会より,学会属性の報告依頼があるため報告に応じている。また,本会が 正式加盟からオブザーバー加盟へ変更することが承認された。オブザーバー加盟によるデメリット は特段無い。

  1. 第 61 回日本神経化学会大会 (2018 年度 ) 収支決算確定報告について
    仲嶋一範大会長より,第61回日本神経化学会大会について以下の通り報告があった。

前回,その他補助金 2 件の入金待ちであったが,それが入り決算がまとまった。

  1. 第 62 回日本神経化学会大会 (2019 年度 / Neuro2019) について
    那波宏之大会長より,第62回日本神経化学会大会について,以下の通り報告があった。

・参加登録人数としては,事前が 2,648 名,これに当日参加を合わせ, 3,200 ~ 3,400 名になる見 込みである。
・演題は,指定演題が 318 題,一般演題が 1,435 題。
・収入は,企業からの展示広告約 5,000 万円,公的補助金約 2,500 万円,参加登録約 3,000 万円。 新規入会の初年度無料化については検討の結果見送りとなった。日本神経科学学会は無料として いるため,来年度以後について早期に再検討が必要である。
・今後の合同大会の位置づけについてはポリシー含め評価・検討していく必要がある。

  1. 第 63 回日本神経化学会大会 (2020 年度 / 単独大会 ) について
    馬場広子大会長より,第63回日本神経化学会大会について,以下の通り報告があった。

< 第63回 (2020 年度 ) 大会 >(単独大会)
会期:2020年 9 月10日(木)~12日(土)
場所:いちょうホール(八王子市芸術文化会館)
〒192-0066 東京都八王子市本町24番 1 号
テーマ: 議論で深める神経化学
演題募集:2020年 3 月 2 日~ 4 月24日
事務局:(株)学会サービス
大会HP:2019年 8 月中に立ち上げる予定
予測参加人数: 500 ~ 600 名

  1. 第 64 回大会( 2021 年度 / 国際神経化学会・アジア太平洋神経化学会合同大会)について
    和中明生理事に代わって,小泉修一委員長より,以下の通り報告があった。

< 第64回 (2021 年度 ) 大会 > ( ISN ・APSN合同大会)
会期:2021年 8 月23日(月)~26日(木) 4 日間
場所:みやこめっせ(京都市勧業館)
〒606-8343 京都市左京区岡崎成勝寺町 9 番地の 1

・ ISN 大会は,APSN合同大会であり, JSN (日本神経化学会)との合同大会という認識がない が,これから 8 月のモントリオールで詳細について詰めていく。それにより JSN を前後で別 実施するかなど,会期日程を決定する必要がある。
・日本学術会議に応募し通過すれば,会場費が補助され,かつ,来賓の来場の可能性がある。
・学術会議への応募や資金調達なども運営事務局で行って頂く必要があるため,日本のローカ ルの大会運営事務局をどこで担うかに掛かってくる。 ISN 大会運営事務局は国際運営事務の ケネスインターナショナルの下部組織,ケネスエヌプラスが仕切っている。

  1. その他
    小泉修一理事長より,以下の通り報告があった。

◆ブレインバンク倫理指針改定について 軽微な修正があった。配布資料を確認いただき,問題あれば理事長までお寄せいただきたい。

◆ブランディング担当理事の設置について 理事会の意見や委員会の意見を会員へ伝える,逆に会員の皆様の意見を理事会で実行する役割を担 う「ブランディング担当理事」を設置し,副理事長の尾藤晴彦先生へ就任いただいた。

【審議事項】

  1. 新評議員の推薦について
    竹居光太郎泉庶務担当理事より報告があり,審議の結果, 4 名について総会への推薦が承認された。
  2. 2020 年度予算案について
    村松里衣子会計担当理事より,2020年度予算案等について以下の通り報告があり,承認された。

過去の実績を元に策定した。収入の部としては,広告収入などを先生方のご協力をいただき増や していきたい。支出の部としては,租税公課は2018年度の課税対象が 1,000 万円にならなかった ため, 0 円となっている。
学会誌の作成費用は,一旦,過去実績に倣って計上しているが,オンライン化により今後は減少 していく見込みである。

  1. 出版広報委員会の今後の活動について
    竹林浩秀出版・広報担当理事より,HP上にリレーエッセイや,受賞者トピックス等を掲載していき たいとの提案があり,承認された。
  2. 会則改定について
    竹居光太郎庶務担当理事より,会則第 3 章「会員」第 8 条に,若手会員,功労会員,シニア会員の 記載を追記する改定案が提出され,総会へ諮ることが,承認された。

会則第 3 章「会員」第 8 条
<現行>
会員は毎年開かれる大会に演題の申込みをすることができる。但し,演題の筆頭発表者は正会員ま たは学生会員でなければならない。
<改定案>
会員は毎年開かれる大会に演題の申込みをすることができる。但し,演題の筆頭発表者は正会員, 若手会員,学生会員,功労会員またはシニア会員でなければならない。

  1. 団体会員のメリットについて
    竹居光太郎庶務担当理事より,団体会員のメリット創出の必要性について説明がなされ,機関誌等 への社名掲載,会員を 1 ~ 2 名無料化する,など意見が出され,継続検討事項となった。
  2. 理事会・委員会のテレビ会議化
    小泉修一理事長より,年 2 回の理事会のうち 1 回( 3 月)について Skype などのテレビ会議化導入 について提案がなされた。討議の結果,将来的な導入の方向性については承認が得られたが,ネッ ト環境やITリテラシーによる不具合も想定されるため,一斉に全員テレビ会議化ではなく,拠点単 位などでの導入や,会場へ来られない人のみテレビ会議参加,など,徐々に始めるのが望ましいの ではとの意見があった。一旦,執行部会にて試しに導入し,サービスの選択や不具合を検証したう えで,委員会,臨時の理事会,理事会へ拡げていく方向で,次回具体的な討議することとなった。
  3. 新規会員の初年度会費無料化について
    小泉修一理事長より,新規会員の初年度会費無料化について提案がなされた。討議の結果,2020年 度より学生会員・若手会員について初年度年会費無料とすることにつき,総会へ諮ることが,承認 された。
    正会員の初年度年会費無料化については,学生会員・若手会員の効果を検証した上で,再度討議と することになった。また,初年度年会費無料化は,時限措置事項とし,2021年の理事会で改めて継 続可否を討議することとなった。
  4. 会費徴収のキャッシュレス化(スマホ決済等)について
    小泉修一理事長より,現状の郵便振り込み以外の決済方法の導入について提案がなされた。導入自 体の方向性については承認が得られ,具体的な会社や方法について検討開始することが承認された。
  5. 脳科学オリンピックへの寄付金について
    小泉修一理事長より資料に沿って説明があり,討議の結果,日本脳科学関連学会連合事務局へブレ インビー日本大会に関する寄付を行うことが承認された。当会のプレゼンスをあげるため,「2021 年 ISN への招待など」を各種媒体に記載いただくよう働きかけることとなった。
  6. 法人化について
    小泉修一理事長より,現状のみなし法人から一般社団法人化の検討につき,提案がなされた。特定 寄付控除については,現状と変わりがないが,将来的な社会的プレゼンスの向上を図り,一般社団 法人化の具体的な検討に入ることが承認された。

以上を以て,予定した全ての議事を終了し,本年度第 2 回理事会を閉じた。