第15回(2022年)若手研究者育成セミナー 開催レポート

日本神経化学会では、未来の神経化学を支える人材の育成を目指し、毎年神経化学の若手研究者育成セミナーを大会日程に併せて開催しております。セミナーでは、第一線で研究に携わる講師陣が、研究者としての心構えやキャリア形成、そして最新の研究内容や実験手法などについて熱心に講義し、参加者と討論します。

Neuro2022(第65回日本神経化学会大会・第45回日本神経科学大会・第32回日本神経回路学会大会)では、3学会の会員の皆様に広く参加していただくために、以下の通り実施致します。日本神経科学会と日本神経回路学会の会員も参加可能です。多数の皆様の御応募をお待ちしております。

2022年 若手研究者育成セミナー 開催概要

期間2022年6月29日~30日
開催場所沖縄
会場沖縄県市町村自治会館(個別セミナー)
沖縄コンベンションセンター(全体セミナー)
全体討論会: レステル那覇
宿泊所: コンドミニアム エルズイン 那覇樋川、ホテル山の内
参加人数58名
大会長竹居光太郎
理事長岡野 栄之
世話人代表久保 健一郎
世話人副代表阿部 欣史

全体セミナー講師

北村 貴司 先生 (テキサス大学サウスウェスタン医学センター)
「アメリカでラボを持つには何をすべきか?」

個別セミナー講師

安藤 香奈絵 先生(東京都立大学)
「神経変性疾患の発症機序に迫る:ショウジョウバエモデルを用いたアプローチ」

今泉 和則 先生 (広島大学)
「小胞体ストレス研究ー神経細胞生物学の醍醐味に触れる」

大隅 典子 先生(東北大学)
「"好きなこと”を仕事とするよろこび」

笠井 淳司 先生 (大阪大学)
「神経・精神疾患の理解を目指して―私のリフレクション―」

北村 貴司 先生 (テキサス大学サウスウェスタン医学センター)
「海馬神経回路から考えるエピソード記憶の形成メカニズム」

小泉 修一 先生(山梨大学)
「脳は置換できるかー研究者の センスと 根性と 習慣―」

澤本 和延 先生 (名古屋市立大学)
「脳の発生・発達・再生:若手のうちにやっておけば(やっておいて)良かったこと」

七田 崇 先生(東京都医学総合研究所)
「免疫生化学的手法を駆使した脳梗塞モデルマウスの解析法」

庄野 逸 先生 (電気通信大学)
「神経回路モデルと画像処理の間で.ーこれまでの研究者人生とこれからの研究者人生ー」

照沼 美穂 先生(新潟大学)
「自分らしいキャリアを実現するために」

東田 千尋 先生 (富山大学)
「薬学研究はおもしろい:分子から臨床研究、レギュレーションまで」

中島 欽一 先生 (九州大学)
「細胞内外因子による神経系細胞制御とその再生医療への応用」

長井 淳 先生 (理化学研究所 脳神経科学研究センター)
「研究のために研究以外で大切なこと」

星野 幹雄 先生(国立精神神経医療研究センター)
「神経発生研究から精神疾患研究へ」

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