第66回(2023年度)若手道場優秀発表賞受賞者の発表

大阪大学大学院生命機能研究科 分子神経科学 5 年一貫博士課程3 年
池之上 篤志

この度は、若手道場口演におきまして優秀発表賞をいただき、大変光栄に存じます。受賞に際し、学会関係者の皆様、そして日頃からご指導賜っております大阪大学大学院医学系研究科分子神経科学教室の山下俊英先生ならびに研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。口頭発表では、多くの先生方からご質問やご助言をいただくことができ、大変有難く思います。今後は頂いたフィードバックを参考にし、より一層研究に精進する所存でございます。今後ともご指導ご佃撻のほどよろしくお願いいたします。

東北大学大学院薬学研究科・附属医薬品開発研究センター
稲垣 良

この度は、第64 回日本神経病理学会総会学術研究会/第66 回日本神経化学会大会合同大会の若手道場にて、栄誉ある賞をいただけましたこと心より感謝申し上げます。演題発表及び学会全体を通じて、諸先生方より数多くの御助言をいただき今後の研究を進めていく上で大変勉強になりました。現在、私は東北大学大学院薬学研究科・附属医薬品開発研究センターにて、アルツハイマー病及び精神疾患の病態発症機序解明と治療シーズ開発を行なっております。今後も日本神経化学会大会にて良い報告ができるよう研究に精進してまいりますので、より一層のご指導ご佃撻の程何卒よろしくお願い申し上げます。

大阪大学薬学研究科 神経薬理学分野
植野 寛貴

この度は第66 回日本神経化学会 若手道場において、優秀発表賞を拝受いたしました。このような素晴らしい賞をいただくことができ、大変光栄に思っております。会場の皆様からいただいた多くの貴重な質問とコメントは、私にとって非常に刺激的であり、研究への情熱を一層高めるものとなりました。この場をお借りして、会場の皆様、そして大会関係者の皆様に深く感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後もより高いレベルの研究内容を発表することができるよう、研究に精進し、成長してまいります。今後ともご指導ご佃撻を賜りますようお願い申し上げます。

慶應義塾大学医学部生理学教室(学部6 年)
岡野 雄士

この度は、このような貴重な賞をいただきありがとうございます。膠芽腫の研究を始めてから丁度4 年が経ちましたが、初めて賞をいただくことができ大変光栄に感じております。また、研究の方向性を刷新してから初めての学会発表でしたので、自信を得ることができました。このような賞を頂けましたのは、日頃から大変お世話になっております先生方のご指導の賜物ですので、折行って感謝申し上げます。この賞に恥じぬよう、一人前の研究者を目指して日々精進してまいります。

Baylor College of Medicine, Department of Neuroscience
小川 優樹

この度は第66 回日本神経化学会大会で優秀発表賞をいただき、大変光栄に存じます。現在私はアメリカで研究を行っておりますが、鍋島トラベルアワードによるご支援をいただくことで一時帰国をして発表を行うことができました。若手道場は質疑応答の時間が長く設定されており、分野横断的に様々なディスカッションができたため非常に勉強になりました。今後も研究活動を続け、日本神経化学会に貢献することができましたらと思います。

理化学研究所脳神経科学研究センター
加瀬田 晃大

この度は、第66 回日本神経化学会大会若手道場におきまして優秀発表賞をいただけたこと、大変光栄に存じます。また、大会の開催に御尽力いただきました大会組織の皆様および長井先生を始めとする研究室の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧に、今後も研究に邁進してまいりますのでご指導ご佃撻の程、宜しくお願い申し上げます。

東京大学大学院医学系研究科 健康環境医工学部門
川口 舞

この度は、第66 回日本神経化学会大会におきまして若手道場優秀発表賞をいただき、大変光栄です。大会関係者の皆様には深く御礼申し上げます。私の所属研究室は脂質代謝が専門で、神経分野の研究には疎い中、試行錯誤して地道に行ってきた研究発表を、神経がご専門の先生方に聴いていただく貴重な機会でした。神経化学会には初参加でしたが、学会全体が学生でも質疑応答しやすい雰囲気であることに感銘を受けました。若手道場での発表・若手育成セミナー・学会全体を通して、様々な方々と交流することができ大変勉強になりました。今回の経験を励みに、より一層研究に精進してまいります。今後もどうぞよろしくお願いいたします。

ハーバード医科大学附属ブリガム・アンド・ウィメンズ病院 脳神経内科
小林 天美

この度は第66 回日本神経化学会大会にて優秀発表賞をいただき、大変光栄に存じます。このような素晴らしい賞をいただけましたこと、心より感謝申し上げます。また、大会の開催に際してご尽力いただきました先生方、このような若手研究者の発表の機会を設けてくださった関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。現在私は、「tRNA 断片を介した神経細胞内タウ蛋白凝集の誘導と凝集体細胞間伝播メカニズム」について研究しており、進行中の研究内容について発表させていただきました。発表の際に多くの先生方からフィードバックをいただき、今後の論文化に向けて大変有意義なご意見を頂戴しました。今回の受賞を糧に、より一層精進していく所存でございます。引き続きご指導・ご佃撻のほど、お願い申し上げます。

應義塾大学生理学教室
Supakul Sopak

この度はこのような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。私は現在、患者由来 iPS 細胞を用いたアルツハイマー病のモデリングの研究を行っております。疾患の病態の解明・治療薬の探索のために、多様な細胞が存在する、ヒトの脳に近い環境のモデルが必要です。今後はさらに複雑なモデルの開発、またそのモデルを活用した様々な疾患に関する研究を目指していきたいと考えております。引き続き、どうぞよろしくお願い致します。

同志社大学大学院生命医科学研究科神経病理学研究室 博士後期課程3 年
辰本 彩香

この度は素晴らしい賞を頂戴し大変光栄に存じます。認知症の原因タンパク質であるタウの生理的結合因子の同定というテーマで発表いたしました。今回の受賞は、解析手法の確立やモデルマウス・抗体作製等含め、約5 年かけて進めてきた研究成果を評価いただけたこと、また発表の3 日後に生まれた娘と共に頂けたことで、特別なものになりました。今後も認知症発症メカニズムの解明に向け、精力的に研究に励んでいきたいと思います。

東京都立大学大学院理学研究科生命科学専攻 神経分子機能研究室 博士前期課程2 年
福地 葵

この度は、このような素晴らしい賞をいただき大変光栄です。私はミクログリアの活性調節機構と神経変性疾患との関連について発表させていただきました。学部4 年次から毎年若手道場に参加し、多くの先生方からご助言をいただき、研究を遂行する上での大きな励みになりました。また、育成セミナーでの先生方も交えた活発な議論が大きな刺激となっています。最後に、日本神経化学会の皆様方には大変感謝しています。今回の受賞を糧として、これからもより一層研究活動に邁進していきたいと考えていますので、今後ともよろしくお願い致します。

大阪大学麻酔科集中治療部・大阪大学神経細胞生物学
弓場 智雄

この度はこのような栄誉ある賞をいただき、大変光栄に思います。おそらくほとんどの方に聞き馴染みのない Pulsed Radiofrequency という神経ブロックの一種についての発表にも関わらず、多くの質問やコメントをいただき大変嬉しく思います。今後はこの治療法の科学的根拠をさら追求し、慢性痛の新たな治療戦略に役立てればと思います。今後も引く続き研究に邁進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

慶應義塾大学大学院薬学研究科薬理学講座 博士課程1 年
国立精神・神経医療研究センター神経研究所神経薬理研究部 研究生
米津 好乃

この度は素晴らしい賞を頂戴し、誠に光栄に存じます。発表の場をご用意いただいた大会関係者の皆様、ならびに日頃よりご指導を賜っております先生方に、厚くお礼申し上げます。私は脊髄損傷後の神経機能障害の克服を目指し、血液を通じた中枢-末梢連関の観点から、神経回路修復を制御する分子機序の解明に日々励んでおります。数多くの先生方よりいただいた示唆に富んだご質問、ご指摘は、今後の課題を明瞭にし、研究を遂行する上での大きな励みとなりました。今回の学びを糧に、より一層研鑽を積んでまいります。