第4回(2011年)若手研究者育成セミナー 開催レポート

第4回はベテランと若手研究者の組合せをコンセプトとして、1テーマを2名の講師の先生方にご担当頂き、合計10テーマを準備しました。21時からの開始にもかかわらず、2日間とも明け方近くまでいずれの会場も熱気にあふれていました。初日に開催された神経化学カレッジ2011は、大学院学生を対象にし、神経化学領域全般の知識を半日でカバーする講義として企画されました。神経化学の基礎から臨床までの知識を短時間に学ぶ、或いは整理する大変魅力的な講義でした。

2011年 若手研究者育成セミナー 開催概要

期間2011月9月25日~9月28日
会場金沢・山代温泉 瑠璃光
参加人数95名
大会長米田 幸雄
理事長井上 和秀
若手育成セミナー世話人伊藤 芳久
神経化学カレッジ世話人 松田 敏夫

神戸化学カレッジ2011

講師所属テーマ
 竹林 実 呉医療センター うつ病
 田中 稔久 大阪大 アルツハイマー病
 松山 正剛 姫路獨協大  シナプス伝達
 金子 周司 京都大 ニューロン
 小山 豊 大阪大谷大  グリア
 橋本 均  大阪大 神経幹細胞

グループミーティング

-講師所属講義タイトル
A野田 百美九州大メジャーリーグで生きていくためにすべき
7つの習慣
小泉 修一山梨大
B東田 千尋富山大薬で知る脳のしくみ
南  雅文北大
C新田 淳美富山大神経化学の研究者になってみて、
やったこと、感じたこと
澤本 和延名市大
D馬場 広子東薬大グリア研究を出発点とした
神経疾患へのアプローチ
上原 孝岡山大
E橋本 亮太大阪大女性研究者のライフプラン―いつ、
何を、どう決めるのか―
丸山 和佳子長寿研
金子 葉子藤田保衛大
F石川 保幸奈良先端大記憶・学習の分子基盤
山田 清文名古屋大
G津田 誠九州大グリア細胞から神経生理・
疾患の仕組みを考える
池中 一裕生理研
H榎戸 靖東京医歯大神経系における新たな領域に
どう挑むのか?
津田 正明富山大
I味岡 逸樹東京医歯大脳科学研究の発展に重要な
裾野の広がりと多様性
遠山 正彌大阪大
J岡野 栄之慶応大神経幹細胞による発生, 再生, 疾患研究
橋本 均大阪大