第1回(2008年)若手研究者育成セミナー 開催レポート

第1回の日本神経化学会若手育成セミナーは、第一線の研究者である講師2名がペアを組み、神経化学に対する熱い思いを、少人数グループの若い研究者に伝えるというコンセプトで行いました。サイエンスだけでなく、人間的なつながりをフリーコミニュケーションを通して、夜を徹して語り合い、非常に盛り上がりました。それぞれの教室の壁を超えて、学会レベルで若手を育て、お互いに交流を持つ新たな試みとして成功し、第二回へと引き継がれました。

2008年 若手研究者育成セミナー 開催概要

期間2008年9月11日~9月13日
会場富山・ホテルよし原
参加人数100名
大会長武田 雅俊
理事長髙坂 新一
世話人代表橋本 亮太

グループミーティング

-講師所属講義タイトル
1小泉 修一山梨大グリア細胞による中枢神経系機能制御
津田 誠九州大
2塩坂 貞夫奈良先端大脳の発達と機能を科学する
佐藤 真福井大
3髙島 明彦理研神経変性疾患とタンパク質リン酸化
久永 真市首都大東京
4木山 博資大阪市大脳を染める・標本を読む~神経化学研究のための
脳の基礎解剖学と組織化学の手法~
吉田 成孝旭川医科大
5和田 圭司精神・神経セ研究者の心技体
高橋 正身北里大
6等  誠司生理研神経幹細胞は面白い!
新郷 哲郎独協医大
7道川 誠長寿研足元から科学する~オリジナリティの源泉
米田 幸雄金沢大
8丸山 和佳子長寿研神経疾患の基礎と臨床を結ぶもの
古川 昭栄岐阜薬大
9熊倉 鴻之助上智大神経伝達機構の基礎研究と病態研究それぞれの魅力
浅沼 幹人岡山大
10和中 明生奈良医大神経化学研究において形態と機能をどう結びつけるか
島田 昌一名市大